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2016年

8月

30日

質屋が解説「顕微鏡」

顕微鏡

 

 志のぶや顕ちゃんが使っている顕微鏡。よく見ると皆さんが小中学校で使っていたものと、微妙に違います。

 

 あの顕微鏡宝石学用

 

 まず目立つのは接眼レンズ(覗くところ)。通常は単眼ですが、宝石学顕微鏡宝石用顕微鏡実体顕微鏡とも言います)は接眼レンズが双眼になっています。なぜ宝石学顕微鏡は双眼なのか?というと。

 

 宝石の中はまさに小宇宙だから!!

 

 七つ屋読者のみなさんにはお馴染みだと思いますが、宝石の内部にはさまざまな結晶や内包物(インクルージョン)があります。多面体だったり、うずまきだったり、炎のようだったり、流れ星のようだったり。その形や位置、深さなどは宝石の鑑別・鑑定の鍵になる訳ですが・・・、そんなことより!

 

 とにかく綺麗!!

 

 顕微鏡が双眼だから、インクルージョンの深度や重なり具合がしっかりわかります。うずまきのむこうにぽっかりと浮かんだ球体、のむこうに、針金状のキラキラが。。。まさに小宇宙!!自然が創り出した神秘!!吸い込まれそう!!一日中観てられる!!

 

 それらを観やすくするために、宝石学顕微鏡には特殊なライトもついています。

 

 通常の鑑定では10倍のルーペを使うべし。と、鑑定士の学校でも習うので、必ずしも全部の質屋さんに宝石学顕微鏡があるとは限らないのですが、もし宝石学顕微鏡を見かけたら、是非覗かせてもらってみてください。

 

 石への愛情が深まることうけあいです!!

 

担当 和田質店 大木