我ながら難しいお題に触れてしまったと思うのですが(苦笑)、
古物を扱う質屋、買取店は、人気商品や、これからブームが来る商品を読んで、
他店に先駆けていかないといけない時代。質屋も勉強しなければダメなのです。
前提として、人気があるものや、長く続いているものは、
ほぼ例外なく偽造品が出ているので、それを見極める目が不可欠なのですが。
作品では顕が百合江さんに、ブランドのビンテージ品や、定番商品の買取強化
(=売れ筋だから競合店よりも高い査定を出して成約率を上げる)を促していますが、
顕が相場の動向を見極めて、これからコレが来る!と踏んでいるのですね。
プロ同士の競り市場などでは、おそらく一般のお客さまのイメージよりも
狭いレンジ(価格の幅)で勝負が行われています。
特に人気商品は、何十万のアイテムでも、
数千円の幅で競り落とせるか、目の前を通り過ぎるか、
ギリギリのやり取りが行われています。
質屋さんの中には、プロ向けのカメラや大工道具、楽器など
より専門的な知識で特定のアイテムを深堀りしているお店もあります。
店主さんも、そういったお話が大好きだったりするので、
探して訪ねると面白いかもしれません。
倉田屋の得意分野はジュエリー、ブランド品。
そして骨董、古美術(志のぶ担当)でしょうか。掘り出し物もありそうですね!
担当 Link鈴木質店 鈴木