しちまる公式ページ|ボクは質屋さんの看板犬|大好きな相撲の力士に似た蔵のあたまが自慢なんだ♪

女性漫画誌「KISS」で好評連載中の七つ屋志のぶの宝石匣。


志のぶと顕定に代わり、現役の質屋が勝手に詳しく解説!!


2023年

2月

25日

講談社Kiss誌4月号が発売されました〜

こんにちは!しちまるです。

今回はブームに乗って人工知能(AI)のChatGPTにブログを書いてもらいました。まず最初にChatGPTと30分ほど会話をして基本的な事の学習してもらいました。書く内容の指示を与えて文章を生成し、間違っているところがあればその都度間違った箇所を指摘し、新たに文章を作成しました。それを繰り返してできた文章が下記のものとなります。

©️講談社

こんにちは、全質連のマスコットキャラ「しちまる」です!

 

いよいよ春が近づいてきましたね。暖かい陽気と共に、新しい季節がやってきます。そして、今回は嬉しいお知らせがあります!2月25日(土)に、講談社Kiss誌4月号が発売になりました!表紙には、大人気漫画「七つ屋志のぶの宝石匣」の登場人物たちが輝いています!

 

「七つ屋志のぶの宝石匣」は、二ノ宮知子先生の質屋漫画で、講談社の月刊Kiss誌に連載されています。二ノ宮知子先生は、「のだめカンタービレ」で日本にクラシック音楽ブームを起こした漫画家としても有名です。

 

全国質屋組合連合会のマスコットキャラクター、「しちまる」は、皆さんに「七つ屋志のぶの宝石匣」をおすすめしたい気持ちでいっぱいです。そして、この機会に皆さんにお知らせしたいと思い、ブログで告知させていただきました。

 

最後に、ブログを読んでくださる皆様に心より感謝申し上げます。また、二ノ宮知子先生を応援し、ますます素晴らしい作品を生み出していただけることを楽しみにしています!ありがとうございました。

以上が人工知能(AI)のChatGPTに基本的なことを学習させて、指示を与えて生成させた文章となります。

AI技術の発展と進歩に驚きを覚えてしまいました。何回か文章を作ってもらったのですが、完成度は思っていた以上に高くこれからますます洗練されることを思うと末恐ろしいと感じました。

また、間違ったことをAIが自信満々に書くのも驚きでした。こちらが知っている事象については正誤を確かめられますが、こちらが知らないことに関しては正誤を確かめようがないので生成された文章を使用するにあたり注意が必要だと思いました。

AIにブログを書かせる。そんな時代が来るのはまだまだ先だと思っていましたが、想像以上に近い将来、AIの時代が来るのかもしれません。それが良いことか悪いことかは分かりませんが、避けることもできませんので、これからは上手にAIと付き合っていかなければならないのだと思いました。

2023年

2月

15日

「七つ屋志のぶの宝石匣」単行本第18巻が発売されました〜!

©️二ノ宮知子/講談社

こんにちは!しちまるです!いつの間にやらもう2月になってしまいました。ここのところ、とても寒くて寒くて大変です。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?犬の私ですが、もう庭を駆け回っている場合じゃないです。ホンネを言うとしちまるは暖かくなる春が待ち遠しいです。

 

さて、ファン待望の「七つ屋志のぶの宝石匣」第18巻が2月13日(月)に全国的に発売になりました!今巻は志のぶと顕の距離がググッと近づく巻でした。もう読んでいて胸がドキドキ、心臓バクバクなのでもうこれ以上筆を進めることができません。アオハルかよ。

そんなドキドキ、バクバクの第18巻ですが、まだお買い求めでない方はお近くの書店に直行し、ぜひお買い求めください。そしてドキドキ、バクバクしてくださいませ。よろしくお願いいたします!

2022年

12月

02日

大阪でも のだめカンタービレ展に行ってきたよ!

東京に続き、11月23日から12月5日まで大阪のあべのハルカス近鉄本店 ウイング館9階 催会場で開催されている「のだめカンタービレ展」にもしちまるが行ってきたんだよ。わーい♪

 

登場人物をおさらいしてみよう。みんなすごいのに面白い人ばっかりだったね。

ボクの部屋よりも汚な~い、のだめちゃんのお部屋ものぞいてみたよ。
でもこのお部屋からのだめちゃんの音楽が生まれて世界へ羽ばたいていったんだよねー。

のだめちゃんが着ていたマングースの着ぐるみだぁ!ボクとどっちがかわいい?

二ノ宮先生の原画でのだめちゃんと千秋先輩の物語を振り返れたり、展覧会オリジナルのショートストーリーが見れたりして感動だったよ。

素敵なイラストもいっぱい♪ ボクも先生に描いてもらいたいなー。

詳しくは公式サイトをご参照ください。

2022年

11月

26日

講談社Kiss誌1月号が発売されました〜

©️二ノ宮知子/講談社

11月25日に講談社Kiss誌2023年1月号が発売になりました。もちろん我らが「七つ屋志のぶの宝石匣」も掲載されています。ネタバレになりますのであまり書けないのですが、いい展開でした。一安心しました。どうぞ皆さまお買い上げの上、一安心してくださいませませ。

さて、11月23日(勤労感謝の日)より「のだめカンタービレ展」が東京に引き続いて大阪でも開催スタート。西日本の皆さまお待たせいたしました〜〜!場所は、あべのハルカス近鉄本店ウイング館9階催会場、期間は12月5日(月)迄ですので、どうぞお早めに!詳しくは公式ホームページをご参照ください。

入場券は永久保存版のミニ色紙

グッズを3,000円以上お買い上げの方にはなんとお洒落なショッパーがついてきます。

ちなみに、しちまるは「裏軒どんぶり」を購入して、毎日ご飯をそれでいただいております。裏軒で定食を食べたような気になるのでお勧めです。

2022年

10月

18日

のだめカンタービレ展、行ってきました!

10月8日から開催されている「のだめカンタービレ展」にしちまるもようやく行くことができました。やったー!

 

会場は東京スカイツリーの東京ソラマチ®5階スペース634。開催は23日までとなっていますので、皆さんもぜひ行ってみてください。

ちなみに帰りに食べた東京ソラマチに入っている回転寿司トリトンがびっくりするほど美味しかったです。

新装版の表紙がどどんと展示されていたり、

たくさんの原画が展示されていました!興味深かったのはネーム(漫画の下書きみたいなもの)からどのようにして完成原稿になっていくのかを解説してくれているコーナー。当時はアナログだったので、大変だったんだなぁ〜。

のだめちゃんの汚部屋もあったし・・・

原寸大の指揮する千秋さん、なんかも好かったなぁ~.

 

11月23日からは大阪で開催されますので、西日本の皆様は、それまで楽しみにしていてくださいね。

詳しくは公式サイトをご参照くださいませ。

2022年

9月

30日

のだめカンタービレ展、10月8日より開催!

以前にも告知させていただいた「のだめカンタービレ展」の開催がいよいよ迫ってまいりました。東京会場は「東京ソラマチ®️ 5階 スペース634」にて10月8日(土)〜10月23日(日)に開催されます。

東京開催
日時:2022年10月8日(土)〜10月23日(日)
場所:東京ソラマチ®5階スペース634
 時間:10:00〜20:00

東京開催が終わった後は11月から大阪でも開催されます。

大阪開催
日時:2022年11月23日(水・祝)〜12月5日(月)
場所:あべのハルカス近鉄本店 ウイング館9階催会場

時間:10:00〜20:00

二ノ宮先生が「のだめカンタービレ」の連載を開始されてから早いもので20年。その間にこの日本もいろんな事が有ったような無かったような、すこし感慨深いものがあります。年号も平成から令和へとかわってしまいましたね。連載当時のネームや完成原稿の展示もあるとのことなのでとても楽しみです。

「のだめ展」の詳細は「のだめカンタービレ展」公式ページにて。土・日・祝日は「日時指定制」でのチケット販売となっておりますのでご注意くださいませ。

2022年

9月

28日

講談社Kiss誌11月号が発売されました〜〜

©️二ノ宮知子/講談社

こんにちは!しちまるです。

暑く長かった夏も終わりを告げ、秋になりかけています。今年の夏は皆さんいかがだったでしょうか?しちまるはちょっと雨が多かったように感じました。早々と梅雨が明けたと思ったら、実は明けていませんでしたとか、あまり天気が良くなかったです。これも地球温暖化の影響なのかなぁ。子供の頃はいずれ氷河期がやってきて皆んな凍えて暮らすことになると思っていたのに、逆に暑くなる一方。これからどうなってしまうか心配です。 

 

さて、9月24日に講談社Kiss誌11月号が発売されました!ご多忙を極める二ノ宮先生、ちゃんと落とさずに掲載されるのかドキドキ心配でしたが、無事に「七つ屋志のぶの宝石匣」が載っていました。いや〜、よかった、よかった。カラーの扉も素敵です。

今号のKiss誌は二ノ宮先生の「のだめカンタービレ」関係の告知が多く載っています。いつもは単行本派の皆さまも今号はぜひとも書店にて入手し、その目で確かめてくださいませませ。きっとびっくりするかもしれません!

2022年

9月

23日

質屋が解説「質屋の歴史」

質屋の歴史

 

質屋を一言で説明させていただくと、

 

「物を担保にお金を貸す」商売です。

 

日本の質屋の起源は鎌倉時代といわれています。

以来700年以上の歴史のある「街の金融機関」です。

 

「月末少しだけ足らなくなって。。。」

「子どもの塾や部活が。。。」

「会社の運転資金が。。。」

 

店構えや取り扱いアイテムなどは時代に応じて変化していますが、庶民金融という社会インフラのひとつとして、長い歴史を紡いでいます。

 

志のぶはストーリーの中で、街の人たちに寄り添う、街の質屋の必要性を顕定に語ります。

 

「こういう時こそ、老舗質屋の倉田屋が頑張らないと!」

 

ご同業の皆さんにもぜひ読んでいただきたい、とても熱い一話です。

 

Link鈴木質店 鈴木

2022年

9月

23日

質屋が解説「今日はきっと荒れる」

今日はきっと荒れる

 

ある日の倉田屋、色々な意味で濃いお客様がビックリするようなお品物をお持ち込みになられます。お客様それぞれにご事情がおありなのですが。。。 

 

今回のストーリーは、各地の質店主の実体験がベースになっています。

 

商売とは関係ない方に、質屋をやっていますとお話しすると、テレビで見るようなブランドや貴金属を丁々発止のやり取りで買い取ったりしている感じですよね、と言われるのですが、時々、質屋のカウンターでは、個性溢れるお客様が、実は私たちも見た事がないようなお品物をお持ち込みになられます。

 

冷や汗をかきながら、それでもお客様にご納得いたけるような値付けを!と頑張ります。営業が終わり、シャッターを降ろすとグッタリです。

 

この日はそんなお取り引きが続きます。

 

「今日はきっと荒れる」

 

志のぶの予想が大当たりの一日、お伝えしたいのですがネタバレになるので(;^_^A

ぜひ電子書籍や単行本で本編をお楽しみください。

 

Link鈴木質店 鈴木

2022年

8月

12日

「七つ屋志のぶの宝石匣」単行本第17巻が発売されました〜!

©️二ノ宮知子/講談社

こんにちは!しちまるです。お盆に入りつつある日本ですが、なかなかコロナは収まらないし、台風も近づいていて天候もすぐれません。いったいどうしちゃったのでしょうか。はやくのんびりのんきな世の中に戻ってほしいです。

 

さて、8月12日(金)に待望の「七つ屋志のぶの宝石匣」第17巻が発売されました!今回もギュギュッと濃縮された珠玉の4編が収録されています。ちなみに3つ目のお話では志のぶちゃんが質屋の歴史を語ってくれたりして、しちまる的にはとても嬉しかったです。

あと小ネタが面白かったです。顕ちゃんの学生時代の友人がゾルディック家の御令息を彷彿させたり、銀座のクラブではミルヒーが呑んでいたり、劇中劇の題名もしょうもなくて笑ってしまいました。

そうそう、ミルヒーで思い出しました。「のだめカンタービレ」新装版の第12巻も同日発売です。新装版は新たに描き起こされた表紙がすごく温かみがあっていいんですよね〜。二ノ宮先生も大変だったのではないでしょうか。ほんとお疲れ様です。そんな新装版も残すところあと1冊、最終巻の表紙を飾るのはどんな絵なのでしょうか。そちらも楽しみです。

 

「七つ屋志のぶの宝石箱」もコラボしている『特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」』も名古屋会場で絶賛開催中です。お近くの方はぜひ見に行ってみてくださいませ。キレイな宝石がたくさんですよ〜!

2022年

7月

26日

のだめカンタービレ展開催!

©️二ノ宮知子/講談社

連載開始20周年を記念して始まった講談社「のだめカンタービレ」プロジェクト。昨年から「のだめカンタービレ新装版」全13巻が順次発行されています。そして10月には東京で、11月には大阪で「のだめカンタービレ展」が開催されます。

東京開催
日時:2022年10月8日(土)〜10月23日(日)
場所:東京ソラマチ®5階スペース634

大阪開催
日時:2022年11月23日(水・祝)〜12月5日(月)
場所:あべのハルカス近鉄本店ウイング館9階催会場

詳細はhttps://kisscomic.com/nodame/をごらんくださいませ。

改めて調べてみると、ここのところマンガ展が多くて驚きます。

先日完結し話題になった「ゴールデンカムイ展」、芸大受験を入り口に表現者の苦しみと喜びをテーマにした「ブルーピリオド展」、ついに完結する競技かるたをテーマにした「ちはやふる展」も全国巡回中です。そうそう、「HUNTER×HUNTER」を絶賛休載中の冨樫さんの「冨樫義博展」も秋から始まります。

こうやってみるとマンガがアートのジャンルとして確固たる地位を築いているのが分かります。みなさんマンガを読みましょう!

2022年

7月

20日

「特別展 宝石 地球が生み出すキセキ」が名古屋で開催中です!

7月9日から愛知県の名古屋市科学館で「特別展 宝石 地球が生み出すキセキ」が開催されています。

 

先月まで、東京の国立科学博物館で開催され大盛況だった展示会が名古屋にもやってきました!

 

実物の原石や宝石の展示、宝石に関する細かな解説、原石がジュエリーに至るまでの過程、ヴァンクリーフ&アーペル・ギメルの貴重な宝石をふんだんに使ったジュエリー展示など、見所がたくさんあります。

 

そして、名古屋会場でも二ノ宮知子先生の「七つ屋志のぶの宝石匣」とのコラボレーション企画として、二ノ宮先生書下ろしの宝石解説、案内掲示があります!

 

9月19日まで開催しています。週末は入場制限がかかるほど人気となっておりますので、お時間に余裕をもってお出かけください!

 

詳しくは、公式サイトをご参照ください。

 

2022年

5月

25日

二ノ宮先生、おめでとうございます!

5月25日は、よっぱらい研究所所長の二ノ宮先生の誕生日です。それをお祝いしてボクしちまるもジュースで乾杯です!

二ノ宮先生、素敵な年にしてください。そしてこれからもたくさん漫画を描いて皆んなをたのしませてください。そうそう「七つ屋志のぶの宝石匣」が連載されている講談社Kiss誌7月号も5月25日発売です。ダブルでおめでたです!よろしくお願いいたします!

「七つ屋志のぶの宝石匣」がスペシャルコラボしている国立科学博物館の特別展「宝石」の会期はは6月19日までとなっております。こちらも大変盛り上がっていますので、まだの方は一度ぜひ訪れてくださいませませ。見たこともないような宝石や宝飾品でいっぱいです!

そして東京開催の後は名古屋市科学館にて「宝石展」が開催されます。会期は7月9日(土)~9月19日(月・祝)。西日本の皆さまは待っててくださいね〜!

2022年

5月

17日

質屋が解説『沼る(ぬまる)』

今回作中で、色々なものにハマって、コレクションしてしまうエピソードが出てきました。実際に店頭でも、よくお聞きする話なんです。

 

ハマっているときは、あんなに夢中になって集めていたのに、いつの間にかその熱が冷めてしまって、集めていたものだけが大量にある。今現在も、はまっている最中で、今月厳しいのに、限定品や新作などが突然発売されてしまって、手持ちのコレクションを、質に預けたり。お父さんは、とても熱中して集めていたのですが、自分は全然興味がない、残された品物たちなどの、買取り。

 

品物も様々です。エピソードの中にも「サバゲー関連」「カメラ類」「登山・アウトドア関連」「着物」「宝石」が出てきました。その他、「フィギュア」「Nゲージ」「楽器」「時計」「骨董品」「ブランド食器」「切手」などなど

 

店頭で取り扱い出来るものから、そうでないものまで、本当にたくさんの品物があります。そして、プレミアがついて、相場が上がっているような物もあれば、ガラクタ同然の物まで。

 

また、類は友を呼ぶではないですが、店側に同じ沼に、ハマっている人がいると、そういった類の品物も集まってきたりします。気をつけないと、それらの品物を取引する中で、うっかり店側の人間も、その沼にハマってしまうようなこともあります。

 

ただ沼って、ほどほどにハマると楽しいものですけどね。

 

そして、意外と品物をたくさんお持ちの方が多いので、質屋とは相性がいいのかもしれません。

担当 野村質店 野村

2022年

5月

14日

質屋が解説『遺品整理』

遺品整理とは亡くなられた方が生前使われていたものを片付ける(整理する)こと。生前、人は様々なものに囲まれて生きているため、ありとあらゆるものが対象となり、大きなものでは家などの不動産、小さなものだと生活雑貨まで、預金や株式証券・生命保険なども含まれます。

 

最近ではスマートフォンやパソコンの普及により、SNSやインターネットでの定期購入など、ログインID・パスワードなどがないと解約できない契約もあり、それがデジタル遺品になってしまうケースも増えています。

 

遺品の片付けは遺された家族がやることになるのですが、日常生活の合間に片付けとなるため遺品整理に時間がかかってしまうことが多くなっています。

 

そういった需要が増えるに伴い、遺品整理業や不用品回収業者が急増しているのですが、一部の業者ですべてのもの(貴金属や現金等も含む)をゴミとして回収してしまうトラブルや、片付けることに困っている人の足元を見て高額請求するようなトラブルも増加しています。また、『これ遺品なんですけど…』という言葉を聞くと分からないだろうからと査定額を下げる悪質な買取店もあるようです。

 

質屋が遺品整理において相談されるケースは故人が残した財産(貴金属・時計・バック・骨董品・家電・陶器など)の買取査定をお願いされることが多いです。遺された財産は故人が買ったモノのなので、遺族の方もその正しい価値がわからないことが多く、遺品査定の際『これこんなに高いの!?』という会話は質屋で処分した場合ならではでしょう。

 

その一方で元気なうちに持っているものを現金化し、今をエンジョイする高齢者の方も増加しております。これを生前整理といいます。

全国質屋組合連合会の加盟店の質屋ならではの、確かな鑑定眼できっちり適正相場で買取価格を提示いたします。遺品整理、生前整理の御用命は全質連加盟の質屋にお任せください。

 

担当:サイトウ質屋 齋藤邦明

2022年

5月

13日

質屋が解説「番頭さん」

今回は質屋の「番頭さん」について解説させていただきます。

 

江戸時代より商家使用人の最高地位を「番頭」と呼びましたが、質屋でも従業員の最高地位をそう呼ぶ場合があります。要は店長、社長の右腕といったところでしょうか。社長が接待ゴルフに行っている間も店を切り盛りする責任者ですね。

実務の最高責任者となりますから、商品の真贋はもちろん、相場感、人を見る目、法令知識なども必須で、それなりにキャリアを積んだ人間でなければ務まりませんし、ほかの若手従業員の面倒も一手に引き受ける頼れる存在です。

 

有能で忠実な番頭さんがいれば経営者は任せられる仕事が増えて楽になるわけですが、最初からそんな人材が見つかるわけもなく、若い頃から仕事を教え、キャリアを積ませることで店を任せられる存在に育てた一番弟子のような存在が番頭さんであったりします。

 

番頭さんとしてもいい経営者に巡り合えた場合は幸せですが、厳しい経営者に仕えると苦労が絶えません。高給優遇する代わりに、偽物を掴んだら自腹で弁償させるようなお店も過去にあったと聞きます。

 

社長の右腕のまま定年まで勤め上げる番頭さんもいらっしゃいますが、のれん分けされて独立したり、もしくは支店長として別の店を任される場合もあり、お店の規模によって状況はさまざまです。

 

 

しかしながら質屋は家族経営が大半で、番頭さんを置かずに親が社長で息子(娘)が番頭代わりとなる店も多いです。

雇われている番頭さんがいても、息子(娘)が後継者となる世襲の会社も大変多いのですが、その両方が存在する店の場合は時に複雑な問題が起こることも。

 

跡継ぎの息子は親元で修業をする場合もあれば、他の質店などで修業をしてから親の店に戻こともあるのですが、親の店には昔から社長に仕える優秀な番頭がいます。息子よりもキャリアも年齢も上で、社長は息子よりも番頭の意見を取り入れがち。息子にとっては目の上のたんこぶ、番頭さんにとっても息子は扱いづらい人間となります。

このような人間関係の難しさは質屋に限らず、どんな商売にでもある問題ですね。

 

しかし、お客様の大切な商品をお預かりし、また大きなお金も動く商売ですから間違いがあってはなりません。経営者と番頭さんの信頼関係は今も昔も最も大切といえるでしょう。

 

 

担当 (株)丸万質舗 川崎

 

2022年

3月

30日

講談社Kiss誌5月号が発売されました〜〜

こんにちは!しちまるです。

今年もいつの間にやら桜が咲き乱れる季節になりました。皆さまもう桜の花はご覧になられたでしょうか?地球温暖化の影響なのか、南関東では桜の花の盛りが入学式前に終わってしまう世の中になってしまいました。いろいろと複雑な気持ちです。

さてさて、講談社Kiss誌5月号が発売になりました。「七つ屋志のぶの宝石匣」の扉もカラーで、じんわりと素敵な感じです。内容はあまり詳しくは書けないのですが、誕生石の興味深いお話が勉強になりました。知らなかったなぁ〜。誕生石について知りたい方がおられましたら、今号の「七つ屋志のぶの宝石匣」は必読、お近くの書店にてぜひお買い求めになってくださいませ。

書籍版は場所取るからなぁ〜、とお嘆きの方は電子版でご購入くださいませ。お大尽な方は両方お買い求めの上、書籍版を保存用に、電子版を日常使いにするのもいいかもしれません。

電子版といえば「のだめカンタービレ 新装版」も配信販売が始まっています。4月13日には第3巻と第4巻が配信開始です。こちらもよろしくお願いいたします。

コロナが収束する以前に、欧州では戦争が始まってしまいました。はやく禍々しいことが終わってくれることを、心よりお祈り申し上げます。

2022年

3月

10日

「七つ屋志のぶの宝石匣」単行本第16巻が発売されました〜!

©️二ノ宮知子/講談社

 こんにちは!しちまるです!皆さまいかがお過ごしですか?しちまるは元気にやっております。今年もいつのまにやら3月に入りました。日も長くなってきましたよね、長い冬も終わりを告げ、春の訪れを感じます。

 

 さて、3月11日に講談社Kiss誌に連載の「七つ屋志のぶの宝石匣」第16巻が電子版、書籍版ともに発売になりました。メガネをかけた志のぶちゃんが表紙を飾っています。皆さま奮ってご購入くださいませませ!

 

 年が明けてからコロナが再び蔓延したり、ヨーロッパでは戦争が始まったりと、心をかき乱されるような現実を目の当たりにして途方に暮れています。早くいろいろなことが収束して、みんながニコニコと暮らせるようになるといいですね。しちまるはそう切望しております。

 ただいま国立科学博物館にて「宝石 地球がうみだすキセキ」展が開催中です。「七つ屋志のぶの宝石匣」とのコラボも実施中です。皆さんぜひ訪れてくださいませ。

 大人気でなかなかの混み具合ですが、開館直後だと少し余裕を持ってみることができるようです。よろしくお願いいたします。

2022年

3月

01日

国立科学博物館特別展「宝石」のお知らせ

 さる2月19日より上野の森にある国立科学博物館にて「宝石 地球がうみだすキセキ」と題された特別展が始まりました。
https://hoseki-ten.jp/

 公式サイトでは「原石からジュエリーまで……宝石の全てがわかる展覧会!」と紹介されています。宝石・ジュエリーにご興味がある方は是非ともみに行ってくださいませませ。

 そしてなんと今回の宝石展では二ノ宮知子先生の質屋宝石漫画「七つ屋志のぶの宝石匣」とのコラボレーションが実現いたしました。
https://hoseki-ten.jp/collabo_01.html

 ななんと、志のぶちゃんと顕ちゃんが宝石展を案内する形になっているようです。これは万難を排してみに行かなければなりませんね〜〜。

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」
会場:国立科学博物館
会期:2022年2月19日(土)~6月19日(日)
開館時間:9時~17時(入場は16時30分まで)
入場料:一般・大学生2,000円、小・中・高校生600円
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日休館)※ただし3月28日、5月2日、6月13日は開館
アクセス:東京都台東区上野公園、JR上野駅公園口から徒歩5分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口から徒歩10分、京成線京成上野駅正面口から徒歩10分
※日時指定予約が必要。当日、博物館で販売する当日券での入場枠もあるが、来場時に待つ場合や予定枚数が終了している場合がある
詳しくは公式サイト(https://hoseki-ten.jp)で確認を

 上野の国立科学博物館、しちまるが最後に行ったのはもう10年以上前のことです。入ってすぐのところのフーコーの振り子をぼーっと眺めたり、外に展示してあったラムダロケットをみたりして楽しかった思い出がございます。あと館内の大理石に埋もれたアンモナイトを探すのもなかなか楽しいので、訪れた際にはご家族でアンモナイトを探すのもいいかもしれません。

 コロナの影響で美術館や博物館を訪れるのに予約が必要になったりと、少し手続きがめんどくさくなってしまいました。休みの日に時間があるからちょっくら行ってみるか、みたいな気軽さがなくなってしまいましたね。はやくコロナが収束し、昔みたいな日々が戻ってくることを、心より待ち望んでおります、

 そうそう、この宝石展、7月からは名古屋市科学館に巡回予定ですので、東海方面にお住まいの方は期待して待っていてくださいませませ。

2022年

3月

01日

講談社Kiss誌4月号が発売されました〜〜

 こんにちは!しちまるです!いやぁ、コロナがまだまだ収まりませんね。コロナに感染するのが怖いので、しちまるもワクチン3回目を打ってきました。でも、やっぱり副反応で寝込んでしまいました。ちなみに、しちまるが打ったのはモデルナなのですが、接種の次の日は熱が出てダウン、次の次の日は元気になりました。ワクチン打つのでしたら次の日が仕事と重ならない日程で接種することをお勧めいたします。

 さて、大好評質屋漫画の「七つ屋志のぶの宝石匣」が連載されている講談社Kiss誌の4月号が発売されました!今号の表紙を飾るのは我らが二ノ宮先生の「七つ屋志のぶの宝石匣」です!ヤッター!∩(^_^)∩待ってました!日本一!

©️講談社

©️二ノ宮知子/講談社

 今回のお話はメインストーリーが進む回でした。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、ちょっとサスペンスっぽい感じでドキドキです。あとしょーちんの設置してくれた防犯ライトが役に立っていました。よかったです。

 二ノ宮先生の趣味のレアストーン、どんどん暴走していくのですが、今回はカイヤナイトでした。当然のごとく、しちまるは知らなかったので検索してみたらカイヤナイト、それはそれはきれいな石でした。単行本になるとその巻に出てきた石がカラー写真で紹介されるのですが、どんな写真が使われるのか今から楽しみです。

2021年

12月

21日

質屋が解説「防犯カメラ」

「防犯カメラ」:もはやお店だけでなく、ご家庭や街中でも見かけることが、普通になってきた防犯カメラです。防犯を、常日頃から心がけている質屋では、たくさんのお店で利用されています。もちろん防犯カメラだけでなく、警備システムも合わせて導入されていることが多いです。

それにしても、技術の進歩というのは目を見張るものが多いです。

 

防犯カメラ一つとっても、防犯カメラと一目でわかりやすい物から、見た目にはカメラとわからない物など。その他にも、音声も録音出来たり、センサーが搭載されていたり、自分で好きな角度に動かせたり、ズーム出来たりするものなどなど。

 

また、なんといっても防犯の要は、声掛けかもしれません。店内を下見に来たような人にも、あれやこれやと話しかけ、近所で、見かけない人がいたらあいさつして。アナログですが、意外と効果があると思います。そして、なんといっても、質屋同士のつながりや地域の警察と協力があります。

 

質屋は、デジタルもアナログも駆使して、防犯に気を付けております。

 

 

担当 野村質店 野村

2021年

11月

25日

講談社Kiss誌1月号が発売されました〜〜

©️二ノ宮知子/講談社

こんにちは!しちまるです。

 

11月も残すところあとわずか、急に朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。コロナ の方は収束しかかっていますが、年末年始にかけて第6波が来るのではないかと予想されている方もおられます。いったいどうなってしまうのでしょうか。

そしてそれとは別に、今冬はインフルエンザも流行の恐れありと報道されていました。マスク着用と手洗いを続けて、風邪など感染症対策を頑張らないといけませんね。しちまるも頑張ります。

 

さて、月末になると待ちに待っていた講談社Kiss誌の発売です。11月25日(木)に2022年1月号が発売になりました。我らが二ノ宮知子先生の「七つ屋志のぶの宝石匣」も堂々掲載!今号はカラー扉です!なんか志のぶちゃん雰囲気が大人っぽいですね、いいじゃないですか。

 

さて、今回のお話のキーワードは……「沼」

皆さんは「沼」と聞いて何を思い浮かべますか?

「夏が来れば思い出す、遥かな尾瀬〜♩」の尾瀬沼なんかは日本で一番有名な沼かもしれません。高原にある沼は水芭蕉の花が咲いたりしていてなんか爽やか。その一方で底無し沼というと、一足踏み入れるとそのままずぶずぶと引き込まれて、もがいてももがいても抜け出せない、なかなか危ういイメージを持っています。ネタバレになるとまずいので詳しくは書けませんが、今回はそんなお話です。


そうそう、女性漫画雑誌はあまり肌に合わないかも……、とお嘆きのそこのあなた!Kiss誌に掲載されている、はんざき朝未先生の「無能の鷹」をぜひ読んでみてください。とっつきやすく、男の人でも面白く読めるので、特におすすめです!しちまるは単行本買っちゃいました。

 

そんなこんなで講談社Kiss誌1月号、書店にて絶賛発売中!寒くて外に出たくないという方には電子版のEKissもございます。みなさまふるってご購入くださいませ。

2021年

11月

13日

「のだめカンタービレ 新装版」第3巻も発売デース!

©️二ノ宮知子/講談社

こんにちは!しちまるです!今日は秋晴れで気持ちの良い日です。

何を隠そう、11月12日は「七つ屋志のぶの宝石匣」第15巻と同時に「のだめカンタービレ 新装版」の第3巻も同日発売でした。しちまるの中ではプチ「二ノ宮祭」状態です。

早速届いた単行本を手にしてみると、やっぱり紙の書籍も良いですね、独特の温もりと匂いが感じられます。新装版のカバーイラストはマットな感じで暖色系、新たに二ノ宮先生が描き下ろしています。ノスタルジックで素敵なものに仕上がっています。

 

連載をしつつ単行本2冊の同時発売、締め切りやらなんやらで、きっと二ノ宮先生はてんてこ舞いだったのではないでしょうか。二ノ宮先生、本当にお疲れ様でした。

 

 

「のだめカンタービレ」連載開始20周年を記念して発売された「のだめカンタービレ 新装版」は9月より毎月一冊の刊行です。あまりの人気に第1巻は発売開始即売り切れ、巷を賑わしたことをご記憶の方も多いのでことでしょう。「のだめ〜」人気は衰え知らずですね!

昔読んでた方も、まだ読んでいないという方も、是非とも新装版を購入して読んでみてくださいませ。二ノ宮先生の描き下ろしも新たに収録されていますので、絶対にお買い得!

 

今のところ電子版はございませんので、書籍をお近くの本屋さんかネット書店でお買い求めくださいませ。

2021年

11月

12日

「七つ屋志のぶの宝石匣」単行本第15巻が発売されました〜!

©️二ノ宮知子/講談社

皆さんこんにちは!しちまるです。気がつけばもう11月、今年は時間が過ぎるのが早かったですね。オリンピック、パラリンピックの開催が遠い昔のように感じます。新型コロナウィルス感染症の蔓延で、いろいろしたかったことができなかったなぁ。

 

さて、さて、お待たせさまデス!11月12日(金)に我らが二ノ宮知子先生の痛快質屋漫画「七つ屋志のぶの宝石匣」第15巻が発売されました!今回はストーリが進む回が多かったですね。あと隕石と宇宙とペリドットのお話や、ハックマナイトのお話が勉強になりました。

 

今更ながらですが、「七つ屋志のぶの宝石匣」の制作には全国質屋組合連合会も協力しているんです。どうぞ、書店にてお手に取り、そのままレジでお買い求めください。ちょっと外に出るのが億劫な場合は、電子版もございますのでPC・スマホでクリックしてご購入くださいませ。

2021年

9月

28日

質屋が解説「お品物からいろいろ出てくる」

作中に出てくるエピソードですが、現実でもまさに質屋あるあるです。

 

店頭に持ち込まれた品物の中に、忘れ物などが入っていたりすることがあります。

 

忘れ物が入っていそうな品物は、お預りする品物や買取りの品物含めて、バックから楽器などまで様々あります。お客様が、ずっと家に置いてあった物を、そのまま持ってこられたりした場合、中に色々残っていることがあります。一番忘れ物が入っていることが多いのは、やはりカバンの中でしょうか。

 

忘れ物としては、ティッシュ・小銭・片方だけのピアス・車のカギ・お薬・つけ爪絆創膏などなど。意外とサイドポケットの隅などには、物が残っていることなどが多いです。その他にもギターケースから、オリジナルの詩が出てきたりなんてことも。

 

また、バッグの中に忘れ物のアクセサリーが入っていて、そちらの方が、持って来られたバッグより高く査定させていただいたこともあったりします。

 

というわけで、品物を持ち込む際は、一応忘れ物がないかどうか、確認して持っていかれることをおススメいたします。

 

担当 野村質店 野村

2021年

9月

28日

質屋が解説「人間不信」

質屋をやっているといろいろな人に会います。

 

それと知っていながら偽物や訳あり品を黙って持ち込もうとする方😠

 

実際よりも明らかに高い購入価格を申告して買取価格を上げようとする方😅

 

明らかに使っているのに未使用と申告される方😅

などなど。

 

質屋を始めた頃はカルチャーショックで人間不信になりそうになりましたが、今ではある程度「人を見る目」が養われて、信じるべき人とそうでない人を見極められるようになったかなと思います。

 

もちろんほとんどのお客様は正直にご利用いただいていると思いますし、やっぱり質屋は信用商売で有りお客様との間の信頼は欠かせないものだと思いますので、基本的には「信じる」というスタンスは意識して持っていなければいけない物かなと思います。

 

担当 いすず質店 奥吉

2021年

9月

25日

質屋が解説「4月から新生活」

質屋は今

新生活の

駆け込み需要で

なかなか忙しい

 

春は別れと出会いの季節。。。進学、就職、結婚式、お引越し、転勤。とくに質問していないけど、なぜか理由をお話してくれるお客様。春の陽気がそうさせるのでしょうか。質屋って仲良くなると話したくなっちゃうのかなぁ。アットホームなお店って、そういえば最近少ないもんなぁ。

 

春は行事が多いから、蔵で眠っていたバッグやジュエリーのお持ち帰りとか。新社会人に「無難な」時計や名刺入れなんかのブランドを質問されたり。お引越しや新規事業の立ち上げの資金を調達にいらしたり。断捨離も含めて、何があたらしいこと、のお手伝いができているのかな。

 

みなさんが忙しい時は、質屋も釣られて忙しいんですよね。でも、なんだかみんな饒舌で。いっせいに芽吹く緑のように、春はお店の中も華やかです。

担当:和田質店 和田

2021年

9月

22日

質屋が解説「他店で修行」

今回は質屋の「他店で修行」について解説させていただきます。


歴史の長い質屋には徒弟制度のようなものが未だに残っており、質店経営者が自分の跡継ぎを他の質店に弟子入りさせて、実務を通じて質屋の基本(法令、商慣習、真贋判定術、接客術、取引先との人脈形成等)を学ばせる事例が多くあります。

一般的には地方の質店の子息が高校・大学等を卒業後、都心部または地元の大手質店に新卒として就職する事例が多いようですが、卒業後に業種の全く異なる会社で働いたのち、家業を継ぐ前に修行に出る場合もあり、また質屋業界と関係の深い古物市場(業者間オークション)や古物販売を営んでいる会社などを修行先として選択する場合もあります。


かつては質屋業務の基本を習得させ衣食住を保証する代わりに、給料は無給もしくは寸志程度の場合もありましたが、近年は労働環境に関する意識の高まりを受けて一般的な就職先として他の従業員と変わらない待遇を受けているようです。

せっかく数年かけて育った人材を手放すわけですから、他店からの修行者を引き受けることは名誉とされており、また修行先によっては退職後も深い交流が保たれ、業界内でも一定の勢力が形成されます。

担当 (株)丸万質舗 川崎

2021年

8月

25日

講談社Kiss誌10月号発売されました〜!

 皆さんこんにちは!しちまるです。残すところ8月もあと少しになってしまいました。猛暑が続いたと思ったら、雨が続いたりと、夏の天気が昔とはちょっと様相が異なってきました。これも地球温暖化の影響でしょうか。皆さまどうぞお気をつけになってくださいませ。

 さて、本日8月25日に講談社Kiss誌が無事に発売になりました。表紙を飾るのは我らが二ノ宮知子先生の「七つ屋志のぶの宝石匣」です!やったー!青緑色をバックに志のぶちゃんと顕ちゃん。涼しげでいいですね〜。

 お話の内容は読んでからのお楽しみということで、皆さん買ってみてくださいね〜。ボク、しちまるもちょこっとだけ出ていますので、お探しになってくださいませませ。

 さてさて、ここで一つお知らせがございます。来月9月13日より刊行される「のだめカンタービレ新装版」ですが、第1巻の表紙がKiss誌の中で発表されています。

 全巻とも表紙は二ノ宮先生が新たに描きおろしているそうです。上図の右下あたりです。Kiss誌の表紙とは打って変わって暖色系。なんか、情緒があふれ、しっとりとした感じに仕上がった表紙、ステキです。二ノ宮先生、お忙しい中ホントお疲れ様でした。

 「七つ屋志のぶの宝石匣」ともども「のだめカンタービレ新装版」もひとつよろしくお願いいたします。発売は9月13日(月)ですよ〜、忘れないですね〜。

2021年

8月

10日

「七つ屋志のぶの宝石匣」がテレビで紹介されたよ!

 みなさんこんにちは!しちまるです。暑い毎日が続いていますが、いかがお過ごしですか?しちまるは水分・塩分補給をしつつ元気でやっております。

 

 8月7日に放送されたTBS系で放送されている「王様のブランチ」のなかの「語りたいほどマンガ好き」というコーナーで「七つ屋志のぶの宝石匣」が紹介されました。やったー!!

 

 番組では愉快な芸人の皆さまが、講談社Kiss誌編集部を訪問していたんだけど、ボクしちまるも昔、編集部を訪れたことがあるんだ〜。

 上のがその時の写真だよ〜。その時は女性の質屋さんをよんで、二ノ宮先生を囲んで質屋女子会を講談社でやったんだ〜。もう3年以上前のことだけど、ほんと懐かしいなぁ〜。あれからいろんな事があったなぁ〜。

 

 たとえば後ろのポスターの「ちはやふる」、当時は第36巻までの発売でしたが、この8月12日に第47巻が発売!いよいよ最終局面、クライマックスを迎えます。どうなっちゃうのでしょうか・・・。ドキドキ縄文土器でしちまるは夜も眠れません。

 

 テレビ番組の方に話を戻すと、「七つ屋志のぶの宝石匣」をご担当されている編集者さんもニコニコそして生き生きと出演されていて、とてもよかったです。新装版の「のだめカンタービレ」のカバー選びとか楽しそうでした……。

 

 そうなのです、新装版「のだめカンタービレ」の第1巻が二ノ宮先生の描き下ろしのカバーで来月9月13日にいよいよ発売となります。皆さんも買って読んでみてくださいね〜〜!

 という訳で、オリンピックは終わったけれど、まだまだ暑い毎日が続きます。皆さまくれぐれもご自愛くださいませ〜

2021年

7月

27日

講談社Kiss9月号が発売されました〜〜

みなさん、こんにちは!しちまるです。

いよいよオリンピックが始まりました〜!そして、夏本番!梅雨が明けたと思ったら、うだるような毎日が続いています。地球はホントに温暖化しているのかもしれませんね。みなさまも熱中症にはお気をつけくださいませ。水分だけではなく塩分補給も大切らしいですよ。

 

さて、講談社Kiss誌9月号が無事に発売になりました。なんと巻頭カラーで「七つ屋志のぶの宝石匣」、扉もカラーで志のぶちゃんと愉快な仲間たちです!

今回、取り上げられている宝石はハックマナイト!いやいや、そんな石、しちまるは知りませんでした。二ノ宮先生の限りなくマニアックな宝石愛が溢れるお話となっています。勉強になるなぁ〜、もう頭が下がるばかりです。

『プレゼント企画のお知らせです』

Kiss9月号と『七つ屋 志のぶの宝石匣』(二ノ宮知子)14巻連動の応募者全員プレゼントは電子版ではなく書籍版を購入しないと応募できません。いつもは電子版を購入されている方も、今号はぜひ書籍の方もご購入いただき、応募してみてくださいね〜〜!

単行本も書籍版じゃないと帯がついてこないので、要注意ですよ〜!ちなみに応募者全員にプレゼント、講談社さん大盤振る舞いです!きゃー!す・て・き!

2021年

7月

14日

「七つ屋志のぶの宝石匣」単行本第14巻が発売されました〜!

©️二ノ宮知子/講談社

みなさんこんにちは!しちまるです。梅雨の影響かあまり良くない天気が続いて、お外に散歩に行けない毎日が続いています。早く明けるといいですね。

 

さて、7月13日に我らが二ノ宮知子先生の、「七つ屋志のぶの宝石匣」の第14巻が発売されました!今回は質屋回も多く、しちまる的には嬉しいです!

あと、楳図かずお顔の志のぶちゃんも一コマだけ掲載されています。皆さん、探してみてくださいね〜〜!でも、どちらかというと漂流しているといえば顕ちゃんですよね〜。

「七つ屋志のぶの宝石匣」第14巻と「のだめカンタービレ」新装版発売を記念してのプレゼント企画もあります。

 

書籍版「七つ屋」第14巻の帯にある応募券と、講談社Kiss9月号か10月号にある応募券の2枚を送ると、「七つ屋」と「のだめ」のコラボクリアポーチが応募者全員にプレゼントだそうです。これは講談社さん太っ腹!ぜひ書籍版をご購入の上、みんなで応募しちゃいましょう〜〜〜!

「のだめカンタービレ」新装版は9月13日(月)に最初の1冊が発売。それから毎月1冊づつ全13巻で刊行されるようなので、一年にわたり発売日を楽しみにできるようです。「七つ屋」ともども「のだめ」も応援よろしくお願いいたします!

2021年

6月

26日

講談社Kiss誌8月号発売されました〜!

みなさんこんにちは。しちまるです。

梅雨入りして以来、ぐずついた天気が続くので、気が滅入ってしまいますよね。でも、梅雨明けまでの辛抱だと思って、頑張ります。

 

さて、講談社Kiss誌の8月号がめでたく発売になりました。もちろん、われらが二ノ宮先生の「七つ屋志のぶの宝石匣」も掲載されています。

 

今回は質屋と質草をめぐる人情噺。こういったテーマは二ノ宮先生の真骨頂でしょう。どうぞ、みなさま、ごらんになってくださいませ。

新装版「のだめカンタービレ」や「七つ屋志のぶの宝石匣」第14巻発売のお知らせも載っていますので、ぜひぜひお買い求めくださいませ。

そうそう、ボク、しちまるもちょこっと出ています。探してみてくださいね〜。

2021年

5月

25日

二ノ宮知子先生お誕生日おめでとうございます!

こんにちは、しちまるです。

今日は講談社Kiss誌の発売日ですが、
それよりも、なによりも、我らが二ノ宮知子先生の誕生日!

二ノ宮先生、いつもありがとうございます!
ステキな一年にしてくださいませ〜!

2021年

3月

25日

質屋が解説「お客様のご事情」

 

今回は質屋が「人が幸せを取り戻す」お手伝いをさせていただく場面が出てきます。

 

質屋には様々なニーズのお客様がいらっしゃいます。

 

生活費や旅行などのレジャーなどに使われる方も多いと思いますが

中には急に病気になったり、お子様の学費やご両親の介護費で有ったり、事業資金

はたまたお財布を落としてしまって困って居たりなどの方もいらっしゃいます。

 

お客様からその後「あの時は助かったよ。ありがとう。」などの

お声をいただく事も有りますが

多くのお客様に関しては質屋はお客様のその後を知る事は有りません。

 

しかし今回のお話しを読んでこんな風に質屋が「人が幸せを取り戻す」

お手伝いを出来ている事も有るのだろうと考えると

自分達のやっている商売の意義を改めて感じる事が出来ました。

 

担当 奥吉

2021年

2月

25日

講談社月刊Kiss4月号発売です!

 こんにちは!しちまるです!皆さまいかがお過ごしですか?

 

 今朝、街を歩いていたら梅の花が咲いていました。まだまだ寒い日が続きますが、ようやく春の足音が聞こえてきました。うれしいです!

 

 さて、講談社Kiss誌4月号が発売になりました!そして今号の表紙を飾るのは我らが「七つ屋志のぶの宝石匣」なのです。

 

 ∩(^_^)∩ヤッター!

 

 そして表紙をよく見ると「のだめカンタービレ 祭り!!」の文字が!

 

 そうです!作者、二ノ宮知子先生の大ヒット作、「のだめカンタービレ」の連載開始からちょうど20周年なのです!

 

 ∩(^_^)∩オメデトー!

 

 「七つや志のぶの宝石匣」の後に、「のだめカンタービレ」の番外編、「のだめカンタービレ remoto」が掲載されています!そして、ななんと、Kiss誌書籍版では・・・・、連載開始20周年記念 のだめカンタービレ祭り! 描きおろしクリアファイル付き!

 

 ΩΩΩ<な、なんだってー!? 

 

 電子版にはクリアファイルがついてこないので、ぜひ、本屋さんでKiss誌書籍版もご購入くださいませ!しちまるも電子版購入済みですが、仕事が終わったら書籍版を手に入れるために本屋さんへ、レッツラゴーの予定です。

 

 ε=ε=ε=┌(;*´Д`)ノ

 

 というわけで、1粒で2度3度おいしい、講談社Kiss4月号、皆さまもぜひお近くの書店へ、レッツラゴーしてくださいませませ。

 

 

2021年

2月

12日

「七つ屋志のぶの宝石匣」単行本第13巻が発売されました〜!

こんにちは!ボク、しちまるです。

 

 ご無沙汰しております。いつの間にやら今年も1ヶ月と10日が過ぎてしまいました。あっという間ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか?コロナの影響で、なかなか明るい話題もないのですが、しちまるは元気にやっております。

 

 明るい話題といえば、本日、令和3年2月12日(金)無事に「七つ屋志のぶの宝石匣」第13巻が発売になりました!ボクも日付が変わるとともに、電子書籍で購入してしまいました!

 

 今回は掲載されている4話のうち3話が宝飾産業の集積地、山梨は甲府市を舞台に話が進んでいきます。メインのお話が進んでいくとともに、宝石が原石から切り出され研磨されていく様子など、なかなか興味深い内容となっております。とても勉強になりました。

 

 作中に出てきた宝石カットのモデルとなった「甲州貴石切子」の「桔梗カット」と「さくらインカット」ですが、ネットで画像検索してみるとホントにすごいです!職人の技ここに極まれり、と思いました。みなさまもぜひ、検索してみてみてくださいネ。

 

 と言うわけで、面白くてタメになる「七つ屋志のぶの宝石匣」最新第13巻発売のお知らせでした。書籍版、電子版ともにおすすめなので、よろしかったら両方とも買って読んでみてくださいませませ。

2020年

11月

02日

質屋が解説「紹介」


ある日の倉田屋、志のぶを訪ねて、

 

常連さん(銀座のクラブのホステスさん)がいらっしゃいます。

お店のママさんも一緒です。

 

常連さん「うちの店のママが宝石を売りたいっていうから」

 

常連さん「ここは高くつけてくれるって紹介したの」

 

ママさん「よろしくね♡」



お店の常連さんが「紹介したの」

これは燃えますね~!

 


お客様がお客様を連れてお店に来てくださる。


お仕事をされている方なら皆さんお分かりだと思います。

本当にありがたいことですよね。

それだけ信用していただいているということです。

志のぶ「ありがとうございます!」「頑張ります♡」

思い切った高値を付けてしまいそうな状況ですが、

 

ここは頑張っちゃいましょう!

担当 Link鈴木質店 鈴木

2020年

11月

02日

質屋が解説「質屋さんは社会だよ!」

 

七つ屋志のぶの宝石匣 単行本12巻が2020年10月13日に発売されました!

今回も見どころが多すぎて・・・

 

Story.46ではこんな場面も。

ネタバレになるので、あまり詳しくは書けないのですが、

今回、志のぶの同級生が、

質屋の跡取り娘としてストイックに頑張る志のぶを目の当たりにします。

 

そして、高級ブランド品などの売り買いで、

 

数十万、数百万のお金が飛び交うような大きな商売ばかりではなく、

生活のために質屋を利用するお客様それぞれの事情を垣間見て、

 


「質屋さんは社会だよ!」

 

 

質屋に対する素直な印象と、志のぶに、心からのお礼の言葉を伝えます。

 

これは全国の質屋さんに見てもらいたいシーンです。

 

志のぶの同級生も商売人の娘。実は親思いのとても素直でいい子です。

 

全国質屋組合連合会「しちまる」もグッズで登場!

 

ここも注目してほしいところです(*´▽`*)

 

担当 Link鈴木質店 鈴木

2020年

10月

24日

講談社月刊Kiss12月号発売です!

こんにちは!しちまるです!
今年も残すところ後二ヶ月ちょいになりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
しちまるは元気にやっております。

さて、本日発売された講談社月刊Kiss誌の表紙を飾るのは
二ノ宮知子先生の「七つ屋志のぶの宝石匣」!
∩(^_^)∩ヤッター!

志のぶちゃんと顕ちゃんでクリスマス!

百合江さんがいないけど・・・、猫ちゃんがいるので大丈夫!

みんなが待ってた講談社月刊Kiss12月号、
ぜひ、お近くの書店でお買い求めくださいませませ。
寒くて外へ出たくない皆さまには
Amazon他で購入できる電子版の『EKiss』がおすすめです!

2020年

10月

13日

「七つ屋志のぶの宝石匣」単行本第12巻が発売されました〜!

こんにちは!ボク、しちまるです。

 

 長くて暑い夏がやっと終わったと思ったら、肌寒い日が続いたりまた暑くなったりと、着る服に悩む日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?「しちまる」は風邪も引かずに元気でやっています。

 さて、本日10月13日に待ちに待っていた「七つ屋志のぶの宝石匣」第12巻が無事に発売されました!表紙もとんでもなくステキに仕上がっています!講談社月刊Kiss誌に掲載された四つのお話が収録されています。どのお話もお勧めなのですが、その中でも「しちまる」的にはStory.46が一推しでしょうか。

 ネタバレになるといけませんのであまり詳しくは書けないのですが、Story.46は作者の二ノ宮知子先生の質屋への思いがたくさん詰まっています。ごくごく普通の質屋の仕事内容も垣間見ることができて、読者の皆さまの質屋へのご理解が深まるストーリーとなっております。ぜひご一読くださいませ。

 そうそう、そしてそのStory.46には「しちまる」もたくさん描かれています。二ノ宮先生、本当にありがとうございます。

 珠玉の4話を収録した「七つ屋志のぶの宝石匣」第12巻、書店やAmazonでお見かけしたらぜひともご購入くださいませ。「しちまる」心からお願い申し上げます。

2020年

7月

09日

質屋が解説「買取強化」

 

我ながら難しいお題に触れてしまったと思うのですが(苦笑)、

古物を扱う質屋、買取店は、人気商品や、これからブームが来る商品を読んで、

他店に先駆けていかないといけない時代。質屋も勉強しなければダメなのです。

前提として、人気があるものや、長く続いているものは、

ほぼ例外なく偽造品が出ているので、それを見極める目が不可欠なのですが。

 

作品では顕が百合江さんに、ブランドのビンテージ品や、定番商品の買取強化

(=売れ筋だから競合店よりも高い査定を出して成約率を上げる)を促していますが、

顕が相場の動向を見極めて、これからコレが来る!と踏んでいるのですね。

 

プロ同士の競り市場などでは、おそらく一般のお客さまのイメージよりも

狭いレンジ(価格の幅)で勝負が行われています。

特に人気商品は、何十万のアイテムでも、

数千円の幅で競り落とせるか、目の前を通り過ぎるか、

ギリギリのやり取りが行われています。

 

質屋さんの中には、プロ向けのカメラや大工道具、楽器など

より専門的な知識で特定のアイテムを深堀りしているお店もあります。

店主さんも、そういったお話が大好きだったりするので、

探して訪ねると面白いかもしれません。

 

倉田屋の得意分野はジュエリー、ブランド品。

そして骨董、古美術(志のぶ担当)でしょうか。掘り出し物もありそうですね!

 

担当 Link鈴木質店 鈴木

2020年

7月

09日

質屋が解説「クリスマス×質屋」

七つ屋42話は、クリスマスという一大イベントのお話です。
今回は、まさに「質屋あるある」回です。

作品づくりには、多くの質屋さんが協力してくださっています。

部活が終わった志のぶが、百合江さんからの
「お客さん一杯!!」という連絡を見て、すぐに家に帰ります。
質屋にとってモノとお金が動くクリスマス(年末)はまさに「商戦」なのです。

クリスマスに向けて、軍資金など・・・
 
クリスマスが終われば、戦後処理・・・
 
大忙しの12月も終わり、さすがに大晦日はグッタリです。
倉田屋の皆さん、今年もお疲れ様でした!

 

担当 Link鈴木質店 鈴木

 

2020年

6月

11日

「七つ屋志のぶ宝石匣」第11巻が発売されました!

 こんにちは〜!梅雨入り間近の東京です!蒸し暑くて困っちゃいますね。みなさま、いかがお過ごしですか?ボク、しちまるは元気です!

 

 さて、鬼才「二ノ宮知子」先生の「七つ屋志のぶの宝石匣」第11巻が本日6月11日にめでたく発売と相成りました。コロナウィルス騒ぎでどうなるかとドキドキしていましたが、無事に本屋さんに並びました。よかったですね!

 

 「七つ屋〜」の読者的には北上家の謎にかんしてもじわりじわりと核心に向けて話が進み始めています。これからどうなっちゃうんでしょうか、興味津々です。

 質屋的な目線から見るとクリスマスから年始にかけてのドタバタした感じの描写がよくできていて、非常に興味深かったです。

 「二ノ宮」ファンの目線からだと指揮者の「片平元さん」が登場したところにウルっとし、宝石マニア的にはズルタナイトやグランディディエライトなどの希少石がするっと出てくるところに感激です。

 そんなこんな、いろいろ詰まった「七つ屋志のぶの宝石匣」第11巻、全国の本屋さんで絶賛発売中です!電子書籍版も発売されていますので、こちらもよろしくお願いいたします!

 そうそう、ボクも少しだけ出ているので、探してみてくださいね〜〜!

2020年

3月

03日

質屋が解説「古物商許可証」

ブック○○やフリマアプリ、ネットオークションなどで「古物」という言葉を

耳にすることがあると思います。

そもそも古物とは、使用されたもの(例えば中古スマホや古着)ではなく、

一度消費者の手に渡ったもののことです。

貰ったジュエリーだけど、いろいろあって、一度も身につけることもなく、
でも捨てられずに取っておいてある。これも古物です。

さて、古物の取引は、時に盗難品が紛れてしまうことがあります。
わざとでなくても、売っても買っても困りますよね。
そうしたリスクがあるので、「古物営業法」で一定のルールを定めています。

その中で古物の取引、いわゆる売買には古物商の免許が必要であるとされています。

 

そんな事言ったら、

ネットで売り買いしている人みんな持ってなきゃマズいんじゃないの?

 

という物騒な話になっていまいますが、
自分が使っていたものや、タダで引き取ったものを売るなら、免許は必要ありません。
ネットで検索すれば、ガイドラインを見ることができます。

キーワードは

「営利目的かどうか」

「同一アイテムの大量販売などといった取引の反復継続」


なのですが、グレーな取り引きも見受けられますよね。。。困りものです。


作品では、フリマアプリで上手に売買して好きな俳優さんの追っかけの原資に充てていた

やり手女子が登場しますが、彼女も売り買いでガッツリ稼いでいます。
志のぶたちプロの古物商も「違法じゃ・・・」となるわけです。

 

そこで伝家の宝刀「古物商許可証」が登場します。
そうです。彼女は堂々と転売で稼げるのです。抜け目のないしっかり者なのです。
ユーザーとしては、見る目もあって、ちゃんと免許も持っていて、

安心して取引できます。倉田屋にとっても、新しい商売敵でもあるわけです。

 

担当 Link鈴木質店 鈴木

 

2020年

3月

03日

質屋が解説「質屋ってなに?」

さて質屋業界の中にいると、質屋の存在が、当たり前に思ってしまいます。

そもそも日常が質屋なので。

ですが、そうでない方の中には、質屋ってなに?という方も多いかもしれません。

たしかに、女子高生とはかなり遠い存在かと思われます(志のぶちゃんは別として・・・)。

 

それでは、改めて質屋ってなに?という答えです。

各都道府県の公安委員会の許可をもらい、質屋営業法に則って営業し、お客様からお預かりした品物を担保に、その品物の価値の範囲でお金を貸し出すところです。

作中でもチラッと出ていましたが、「物を担保にして、お金を借りたり・・・」

というのが、昔から変わらず行われてきた「質預かり」というサービスのことです。

 

また現代の質屋では、「買取」「販売」などのサービスも盛んにおこなわれております。

ですので同じ質屋でも、そのサービスは多種多様です。

お店の雰囲気や店舗も、ブティックのようなところから、昔ながらの格子のあるようなところなど様々です。

 

ちなみに、この質屋というものは、実はアジアからヨーロッパ・アメリカまで世界中にあります。

また作中でも志のぶちゃんが言っていますが、その歴史は日本では、鎌倉時代からと言われているほど昔から、存在していました。

人々の暮らしに密着した存在から、庶民金融として広く利用されてきました。

取り扱う品物も、その時代に合わせて変遷をたどってきました。

刀から始まって、着物など、戦時中には鍋など、そして現在では、ブランド品や宝石など、その時代のくらしと密接に関わっています。

 

もしかすると時代劇や落語などでイメージのある方も多いかもしれません。

質屋は物とお金をやり取りする場所ですが、そこには様々なエピソードがあったりします。

「七つ屋志のぶの宝石匣」で出てくるような、そんな質屋話が、今日もあなたの街の、どこかの質屋でも行われているかもしれません。

 

野村質店 野村庄一郎

2020年

2月

14日

「七つ屋 志のぶの宝石匣」第10巻が発売です!

こんにちは!しちまるです!

 皆さんお待ちかね、奇才「二ノ宮知子先生」が講談社Kiss誌で連載中、宝石を縦糸、質屋を横糸に情緒豊かに紡ぎだす「七つ屋 志のぶの宝石匣」の最新刊、第10巻が令和2年2月13日に発売されましたー!ヤッター!待ってましたー!

 今回も内容は盛りだくさん!いやはや、もう「七つ屋 志のぶの宝石匣 第10巻」だけで白飯が3杯いけちゃうボリュームです!志のぶと顕ちゃんの関係がもうドキドキ、質屋とフリマアプリのお話しもあって、これまたドキドキしちゃいました。

 そして作中に出てくる宝石や鉱石がマニアック!二ノ宮先生、ホントに鉱石や宝石がお好きなんですね。みなさまぜひとも宝石図鑑や鉱石図鑑を片手に読み進まれると、より一層楽しめるのではないかと思いました。

 どうぞ、みなさま、「七つ屋 志のぶの宝石匣」第10巻をお近くの本屋さんにてお買い求めくださいませ。近くに本屋さんが無い場合は電子書籍版も同時に発売なのでこちらもよろしくお願いいたします。

 そうそう、今回はボクも頑張っているところがありますので、探してドキドキしてみてください!

2019年

9月

25日

講談社月刊Kiss11月号発売です!

講談社月刊Kiss11月号が9月25日(木曜日)に発売されました!

 

「七つ屋 志のぶの宝石匣」の扉絵を飾るのは志のぶちゃんと乃和さんです。

志のぶちゃんと顕ちゃんの距離は縮まっていくのか否か・・・。もう、読んでいてドキドキの展開です。ぜひ皆さまお近くの書店でお手に取りご確認くださいませ。外に出たくないかたには電子書籍版もオススメです!

あ・・・、ボク、しちまるの出番ありません。

2019年

9月

20日

質屋が解説「業界誌」

 同じ質屋業に携わっている業界人のために、営業に役立つ様々な情報を集めた広報誌を東京質屋協同組合(東質)ならびに大阪質屋協同組合(大質)がそれぞれ発行しており、所属する組合員に配布しています。

 東質の広報誌は「質屋業報」として毎月1回発行され、東質広報部が取材ならびに執筆を担当しており、たしかな取材力と豊富な情報で業界になくてはならない情報誌となっています。広報部員は東質に所属する質屋から選抜された優秀な方ばかりで、普段の多忙な業務の合間を縫っての編集作業には本当に頭がさがる気持ちでいっぱいです。

 内容は非常に濃く、相場情報や真贋情報をはじめ、重要な会議の議事録、関連法令解説、新商品紹介、健康や料理、各種リサーチなど、多岐にわたる構成となっています。なかでも質屋業報に連載中の「わが町の、志のぶを探せ」コーナーは、七つ屋志のぶの宝石匣にちなんで全国の質屋組合に加盟する女性店主および従業員をリレー方式で紹介していくもので、読者の皆さんからも好評を得ています。

 一方、大質の広報誌は「風」という名前で隔月(年6回)発行されており、こちらも大質に所属する広報部員が執筆を担当しています。大阪らしいパンチとトンチの効いた広報誌として、こちらも好評を博しています。 

 いずれの業界誌も全国の質屋組合に加盟している質店であれば購読することが可能ですが、一般の方には販売しておりませんのであしからず。どうしても読みたいと思われる方は東京の国会図書館に足をお運びください。東質の「質屋業報」はバックナンバーが蔵書されております。

担当:(株)丸万質舗 川崎

2019年

9月

19日

質屋が解説「ブランド品の真贋の勉強会」

作品に登場している「全国質屋ブランド品研究会」には、

ほぼ実在のモデル(団体)が存在します。

 

「全国質屋ブランド品協会」という、既に名前もそっくり(笑)な団体です。


偽物は流通させない!という共通認識の元で、

残念ながら日々巧妙に、進化しているブランド品の偽物の研究や、
関係省庁や他団体と連携して啓蒙活動などを行っています。

 

「こんなに精巧な偽物があるのか」と
質屋歴数十年のベテランでさえ嫌な汗をかくようなサンプル品を検証する

非常にハードな勉強会です。

 

 

ブランドバッグや小物の真贋判定、志のぶも一生懸命勉強していますが、

ここでは、質屋業界で「ブランドの女神」と崇められている百合江さんの独壇場です。

 

「わたしにどうか使ってください♡と語りかけてこない」→よってNG!!

 

もちろん宝石の「気」が見える志のぶ推し、

一見クールな人情家の顕定推しも多いのですが、
現役の質屋さんの間で七つ屋ファン投票をしたら

一位は百合江さんではないかと思います。独断ですが。。。

う~ん、凄いスキルです。とにかく羨ましい。一生ついて行きます(´▽`*)

 

担当 Link鈴木質店 鈴木